12月7日(土)南直山ZIMAGINE「ひらたよーこ+矢野誠」〜ピアノと歌であむ音楽会にご来場ありがとうございました。SNSでいいねやシェアで応援くださった方々にも感謝申し上げます。おかげさまで会場一杯のお客様の拍手に支えられ、ずっとずっと準備していた新曲や新アレンジ多めの曲順構成で、精一杯の演奏をお届けすることができました。
大学生の頃、谷川俊太郎さんの「新しい荒野」という詩に出会いました。幼少から遊びながらメロディーのかけらを作曲するのが好きだったのですが、その詩が自分のメロディーに不思議なほどぴったりとはまり、まるで歌詞カードが見つかったような、ダンスのパートナーに出会ったような、そんな喜びがありました。それが近・現代詩を演奏するバンド「あなんじゅぱす」誕生のきっかけです。矢野さんとの出会いによって、谷川さんの詩集から「少年」と「クレーの天使」という2枚のアルバムもリリースすることができました。
11月13日に旅立たれた谷川俊太郎さんの詩から「とおく」「レクイエム(「死と灰」より)」「おべんとうの歌」「哀れな天使」を演奏させていただきました。また、しばらくぶりに「そこにお墓が立っている」、永瀬清子さんの詩から「あけがたにくる人よ」、田村隆一さんの詩から「Fall」「天使」、全曲矢野さんのアレンジお届けすることができました。
ご来場いただいた方々へのささやかなプレゼントとして、みかんを準備させていただきました。新居の国府津はみかんの産地。矢野さんとわたしがはじめての収穫体験をさせていただいたみかんです。国府津からスーツケースに入れて運べるぎりぎりの大きさのこぶりのみかんをお一人様限定お一つづつでしたが、美味しいと好評いただきうれしかったです。お客様からお庭でとれたゆずをたくさんいただきました。なんだか絵本「どうぞのいす」みたい。心ほっこり暖かくうれしかったです。柑橘類多め幸せいっぱいの12月の夜でした
衣装デザインは古谷友子さん、ピアノ調律は渡辺浩志さん。素晴らしい衣装と美しいピアノの音色をありがとうございます。
どうか引き続き見守っていただけましたなら幸いです!
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